甲賀広域行政組合衛生センター し尿処理施設(第1施設)
施設概要
- 所在地
滋賀県甲賀市水口町水口6458 - 敷地面積
20,243平方メートル - 処理方式
水処理設備 標準脱窒素処理方式+高度処理設備 - 処理能力
96kl/日(し尿:24kl/日、浄化槽汚泥:72kl/日)
し尿処理施設のしくみ
施設の主な特徴
- 水処理施設は微生物を利用した処理を行い、砂ろ過・活性炭を通し、最後に次亜塩素で消毒してから放流しています。
- 放流水の一部はごみ処理施設で工場用水として利用しています。
- 処理工程で発生する、し渣・脱水汚泥はごみ処理施設で焼却しています。
経緯
- 昭和39年
36kl/日処理施設稼働 - 昭和54年
160kl/日処理施設に改造 - 昭和57年
琵琶湖富栄養化防止条例(窒素・りん規制)の制定に伴い脱窒素改良工事を実施 - 平成7年
浄化槽汚泥固液分離施設(80kl/日)稼働処理能力240kl/日へ変更 - 平成18年
汚泥再生処理施設稼働、処理能力185kl/日(生ごみ200kg/日)へ変更 - 平成24年
水処理施設稼働 処理能力96kl/日へ変更
※平成28年 焼却設備停止
※令和2年 メタン発酵設備休止
運転管理
収集区域
区域内人口
約143,300人
(人口の約80%が下水道処理)
(甲賀市 約88,900人、湖南市 約54,400人)
1日平均搬入量
64kl(4tバキューム車にして16台)
1人1日し尿排出量
当初建設時 1.2~1.4L
現在 2.2L(トイレの水洗化)
経費
電気代 (約230万円/月)、他 燃料代、薬品代、機械点検修理代、人件費等
1kl当り処理費
お願い
- 機械類の故障の原因となる紙以外の汚物や処理困難な液(油分等)が入らないようにしてください。
- 微生物の力で水をきれいにするので、薬品類での便槽の洗浄はさけてください。
- 水洗便所等での無駄のない水利用をしてください。